院長紹介
治療家として、一番心に残っていること、患者様にマッサージをして頂いたこと。
昭和59年に私は埼玉県所沢に生を受け、その後は東京都練馬区を主として過ごし、高校3年の時にこの業界に入ることを決意しました。当時通っていた高校の系列に専門学校があり、そこへの入学を決め、3年間の学生生活を終え、無事に国家試験も合格し、晴れて柔道整復師としてのスタートを平成18年の春に迎えることが出来ました。
自分が治してあげたい
私が治療家を目指したきっかけは、父が腰痛持ちで、子供の頃から、上に乗っかったり、見よう見まねでマッサージをしたり、自身がサッカーをしていて、怪我をして、整形外科で治療を受けたりしていたので、専門的な勉強をして、自分が今度は治してあげられたらという思いになったからでした。
治療家として一番心に残っていることは、患者様にマッサージをして頂いたことだと思います。60歳代の女性の方だったのですが、最初に来院されたきっかけは、頭痛でかなり長時間悩んでいらっしゃって、どこに通院しても良くならないという症状でした。
当院と治療の相性も良かったのか、回数を重ねる度に肩周囲の緊張も和らぎ、少しずつ頭痛も改善していきました。
そんな日々の会話の中に、「私も整体とか勉強しようかしら!」とか出てきてはいましたが、その時の私はまさか現実になろうとは夢にも思いませんでした。結局、体も順調に良くなり来院されなくなって半年後くらいでしょうか。その方がいきなり、お昼休みの時間に来院されて、開口一番「先生!マッサージしてあげる^ロ^」とのこと・・・。何がなんだか分からなかったですが、詳しく聞くと、スクーリングして取得するすることが出来る、整体師・セラピストの資格を取ったとのこと(驚)でした。そして言われるがまま、自院のベッドに寝かされて、触診されて・・・何か不思議な感覚でした。そしておそらく覚えたてであろうマッサージを惜しげもなく披露してくれました。少し指が震えていたように感じたので、とてつもなく緊張されていたのかなと思います。
一番の思い出
正直、技術的なことで言えば、まだまだだと思いますが、受ける側は施術者の気持ちが分かるもので、本気で接してくれているんだと思うと、熱くなるものがありました。そして最後に・・・
「これが私の先生たちへの恩返しだよ(^o^)v」と言って頂きました。ちょっと照れくさかったけど、今でも一番の思い出です。
「心の繋がり」を持てたら
地域に密着した医療として、コミュニケーションを第一に接しています。理想は家族よりも近い家族でいられることです。だからと言って決して馴れ馴れしくなるのではなく、『心の繋がり』を持てたらと思っています。よろしくお願い致します。
佐倉駅前整骨院院長 堤大樹