冷え性
こんな症状出ていませんか?
手足が冷える
手足が色白い
乾燥しやすい
唇が薄紫色などに見える
低血圧
頭痛が出やすい
このような症状が出ている方は、『冷え性』の可能性があります!『冷え性』と言っても、身体に現れる症状は人それぞれで、上のように“冷え性発見”となる項目はとても多いのです。
また『冷え性』の原因としては
・ホルモンバランスの乱れ
・自律神経の乱れ
・栄養バランスが悪い
・運動不足
などが考えられます。
冷え性に対する当院の考え
『冷え性』について当院では、多くの原因があると考えています。先ほど、「当てはまる症状はありませんか?」と、いくつか項目を挙げさせて頂いたのですが、当院で『冷え性』の自覚がある方々から多く伺うお声としては、「手足が冷えることで毎晩眠りづらい。」、「身体が冷えることで全身の筋肉がこわばる感じがする。」という内容です。「手足が冷えることで毎晩眠りづらい。」に関しては、冷えが自律神経の乱れに繋がりやすいことから起こりうる症状だと考えています。また、「身体が冷えることで全身の筋肉がこわばる感じがする。」に関しては、冷えが血流を悪くすることで筋肉を硬くしてしまうためだと考えています。
冷え性を放っておくとどうなるの?
『冷え性』の自覚があるなしに関わらず、症状を放置してしまうと
・ホルモンバランスの乱れの幅が大きくなる可能性がある
・自律神経の乱れを整えることが難しくなる
・低血圧などが悪化して、朝起きるのが辛くなりやすい
・免疫が落ちやすく、病気にかかりやすくなる
・回復力が低下するため、小さな傷でも完治するまで通常よりも時間がかかる
・内臓の動きが鈍くなるため、消化不良や便秘・下痢を起こしやすくなる
というように、今後の生命の危機に関わるような症状が出ることも決してゼロでは有りません。また、常に防寒グッズを持っていないといけなかったりと、ご自身に負担がかかります。
冷え性の改善方法
『冷え性』は身体が冷えていることを表しますが、だからと言って温めるだけでは、原因を解消できていないので根本的な対策にはなっていません。11月から春にかけて外の気温はグッと下がります。寒い日が来る前に防寒グッズを用意したりすることも大切ですし、旬の食材を日々の食事に取り入れるのも良いでしょう。また手足が冷えているときは、身体全体がすでに冷え切っていることがほとんどですので、出かけ先から帰宅後にはシャワーで済ませるのではなく、41度前後のお湯を張り入浴する時間も大切です。入浴の際には浴室の電気を消して目を休ませる【闇風呂】というものもオススメです。
冷え性の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
当院では皆さまに出現した『冷え性』の症状別にプランニングさせて頂きます。
大まかに方法を表しますと、
1)遠赤外線などを利用して物理的に温める
2)冷えて固まってしまった筋肉を順に手技で柔らかくしていく
3)自律神経の乱れ改善のために手技や鍼、お灸を使用して緩和する
などの施術をおこなっていきます。
なかでも当院でのオススメの施術メニューは【自律神経特化型メニュー】です!
このメニューでは、自律神経に“はり“を用いて効果的なツボに施術を行います。『冷え性』の原因を改善させていく他にも、現代社会で受けやすい精神的ストレスや過度の疲労などを緩和させていきます。
その施術を受けるとどう楽になるのか
先ほどご紹介させて頂きました“自律神経特化型メニュー”では
・身体の冷えを緩和
の『冷え性』改善の効果のほか、
・代謝を上げる
・疲労感の緩和
・めまい、耳鳴り、立ちくらみを出にくくする
などと、数多くの症状を緩和する効果が見込めます。
ちなみにこのメニューで使用する鍼は、髪の毛よりも細い“鍼”を使用するため、普段病院での健康診断などで行う《採血・点滴》の針が苦手な方でも、安心して受けられるメニューとなっています。
改善するために必要な施術頻度は?
ところで『冷え性』の改善のために必要な施術頻度についてですが、最低でも1週間に2回、1ヶ月に8回前後をオススメします。というのも、鍼を用いて行う身体への刺激は、お身体自身が慣れていないことが多く、一所懸命に取り組んでも元の『冷え性』体質に戻りやすいのが現実です。ですので“自律神経特化型メニュー”を始めた際には、粘り強く当院のスタッフと共に頑張りましょう!
冷え性関連でよくある質問
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Q.冷え性ってなんですか?
A.冷え性とは、手や足の先などに冷えの感覚を持ちやすい事です。普通の人よりも冷えが感じやすい事で、不快感を抱いたりする事があります。多くの方が寒いと思わない場所で極度に寒いと感じる方は『冷え性』の可能性が考えられます。一つの症状ですが、必ずしも病気とは言えません。
ほとんどが何も問題なく一般的な『冷え性』の事が多いですが、このような冷え性などの症状の背景にはなにか病気が書かれている可能性も考えられますので、一度しっかりとした診断を受けに行ってみるのもいいと思います。 -
Q.冷え性の人は体温が低いんですか?
A.いいえ。必ずしも全身の体温が低いという事ではなく、身体の一部が極端に冷えを感じやすくなっているだけです。
身体の温度の変化は脳にある視床下部(いわゆる身体の司令塔)という場所でコントロールしていて、各部位に指示を出しています。
指示した先の臓器などが上手く機能してくれないと、冷えの原因になったりしてしまいます。
例えば、甲状腺という部位は熱を作り出す機能を持っていますが、機能しなくなってしまうと冷えを感じやすい原因になります。
その他には血液流れが悪くなってしまっても冷えの原因となっています。 -
Q.なぜ女性に多いのですか?
A.一つは筋肉の量の違いが挙げれます。
筋肉は熱を生み出すのに重要な働きを持つ臓器です。女性は男性と比べると、筋肉量が少ない傾向にある為に熱を生み出しにくくなっています。
また、女性は貧血持ちの方が多い為に冷え性になりやすいとも言われてます。特に閉経前の女性や、食事制限(ダイエット)の方に多く見られます。ですので、運動や食べるものを気をつける事も大事ですが、まずはしっかり栄養の摂れる食事を心がけましょう。貧血に効く食べ物はしじみ、あさり、ほうれん草、肉類、チョコレートがいいそうですよ。 -
Q.冷え性とむくみは共通点がありますか?
A.共通点はあると考えて良いでしょう。
足にむくみがある場合、足の血液循環がいつもよりも悪くなっています。例えば、いつもよりも長い時間立ちっぱなしで仕事をしていたり、運動をせずに長く座り続けている方、マッサージやストレッチを怠っている方などこのような人は足の血液循環が悪くなり、足がむくみやすい原因になります。そして、血液循環が悪いと冷えにもつながります。
ですので、むくみを取る為にマッサージやストレッチ、寝る時は足を高くするなど毎日のケアをしっかりと行う事で改善します。 -
Q.漢方薬は効きますか?
A.漢方薬は昔から中国や日本で「冷え」に対して使用されてきた薬剤ですので、効果があります。
ただし、十分な科学的根拠が確立されていないので注意は必要です。みんなが使ってるから私も使ってみようとして絶対効果が出る事はありませんので、それを理解した上で使用する事をオススメします。
また、サプリメントも同様です。こちらも科学的根拠がない為に漢方薬と同様に注意が必要です。
冷えなる方を対象にしたサプリを沢山作っていて、効果があるサプリを見つけるまでに時間もかかる方も中にはいらっしゃいます。
しっかりと医師に相談するのもありでしょう。 -
Q.冷え性の人は献血に行かない方がいいですか?それに、血管の太さは冷え性と関係ありますか?
A.冷え性の方も献血に行って大丈夫です。献血を受ける事で血液の一部を失うので、してはいけないイメージを持つ方もいると思います。ですが、そこまで多くの血液を失うわけではないので冷え性の方も心配せずに受けて大丈夫です。血液が失う事で一時的に冷えがくる事もあると思いますが、血液はすぐに生み出されるので安心して受けてください。
血管の太さについては、その人の体質の問題でもあるので、血管が細くて献血に行くのが申し訳ないと思っている方も心配しなくて大丈夫です。
優しいお医者さん、看護師さんがしっかり対応してくれますよ。