自律神経
自律神経失調症の症状を5つにピックアップしていきます。
まず1つ目は耳鳴りです。耳鳴りは朝から晩までずっとしているかたも多くそれは、疲れや過度なストレスからくることが多いようです。正常のかたでも防音室で94パーセントのかたが耳鳴りを感じるとも言われています。
2つ目はストレスです。ストレスによってうつ病になりそれが原因で自律神経失調症を引き起こすことも多いと言われています。リラックスをするタイミングでも緊張してしまったり、極度の緊張感に襲われることによって自律神経の働きを悪くしてしまっています。
3つ目は多汗です。多汗も1つ目と2つ目と同様に恐怖心や緊張感から交感神経が優位に働くことによって引き起こされます。
4つ目は頻尿です。頻尿は膀胱の筋肉が収縮してしまい尿意をもたらします。緊張してトイレが近くなるのと同様の理由です。
最後は精神的なものです。他の4つにも共通していますがやはり自律神経の乱れにより情緒が不安定になることで、交感神経の働きなが悪くなり心が弱くなり精神的に疲れてしまうことが多いです。他にも沢山の症状が出やすいため沢山のかたがこの様な症状に悩まされていると思います。
自律神経失調症に対する自院の考え
近年ではストレス社会と言われるのが当たり前になってきていますがそこには人の言葉や態度によって多くの人がストレスや恐怖心不安感に襲われ心を閉ざしてしまっているのが原因ではないかと考えます。
過重労働やいじめも1つの原因のうちにはいります。
なぜなら、交感神経の働きを悪くするのは極度のストレスであり最近ではそのストレスから身体に病を患ってしまうかたも少なくないからです。気持ちが弱いからだと言う人もいますがそういう人からの言葉が一番傷を大きくしているため情緒が不安定な人は交感神経が過敏になってしまい、頭痛や吐き気、めまいなどを引き起こしてしまうと思います。こういった場合は少しの期間心を休める期間が必要になってくるかと思います。
他にも生活の不摂生からホルモンバランスの乱れにより交感神経の働きを悪くして起こることもあると思います。その様な場合は、生活リズムを正しく改善してより良い身体を作っていけば働きが悪くなって引き起こされる自律神経失調症を少しは改善していくことができるのではないかと思います。
自律神経の不調を放っておくとどうなるのか
自律神経は意識的に身体に指令をだして要るわけではなく無意識に身体が体温や血液循環、消化、排泄などを調節してくれているため生命維持に必要不可欠な働きをしています。
なので調節が行われなくなってしまうと様々な症状をきたすことになります。
頭痛や精神的ストレス、口の渇き、不快感、全身の倦怠感などをきたすことになります。また、自律神経の乱れはメニエール病や神経性胃炎、などを起こしていることも多いですが自律神経失調症との鑑別は非常に難しく自律神経失調症と思ってそのまま放置してしまうと、そういった別の病気を悪化させる可能性もあります。
心臓や他の内臓にも症状が出やすくうつ病にもなりやすくなるので生活習慣の見直しや身体の異変が時間を経っても解決しない場合は早めに医師へかかり検査をうけ早く治療を受けることを促していくべきです。
当院の自律神経に対する施術とは
自律神経のバランスを整えるために食事、運動、睡眠、心の持ち方などの生活習慣などを一緒に改善していく為に根本治療を指導していきます。
まずは食事の指導で身体に必要なたんぱく質とアミノ酸をしっかりとるように伝え次に運動の指導を行います。若い頃より運動をしなくなってしまう人は家に閉じこもりがちになってしまうため、外に出て散歩やランニングなど交感神経が上手く働いて汗などをしっかりとかくように指導します。
ずっと交感神経が働いてしまうと過度なストレスに繋がってしまうので副交感神経を働かせるためにリラックスできるようにマッサージや息抜きをするよう指導しています。整骨院では運動や食生活をきちんとしたものに戻していくように指導するのが最善策のためその指導をしっかりと行っています。
ですが最も重要なのは一方的な追求をするのではなく、しっかりと話を聞いてあげ心にほんの少しでも余裕ができるようにストレスや緊張を取り除いていくことが大事なのではないかと思います。
その施術を受けるとどう軽減するのか
まず食生活や運動の指導を行うことは、一番最初に自分の意志で改善していくことができ自律神経の症状も和らぐかたが少なくないと言われています。
そして、原因の1つである生活習慣の乱れが軽減されることで体重や内臓脂肪の改善にも繋がり、ますます症状を和らげていくことができます。
次に身体をリラックスさせてあげるためにはマッサージなどを行ってあげることで常に緊張感を持ち続けている身体にはマッサージなどをすることで筋肉の緊張を取り除くことができ緊張時とリラックス時の理解をさせていく練習にもなります。緊張をほぐしてから力を抜けるようになればリラックス状態を分かってきたということにもつながり、身体のだるさや頭痛、吐き気も解消されていくと思います。
ストレスの発散が上手く出来ていない時に悩みを打ち明けられる捌け口になってあげることで自律神経の働きを妨げているストレスの解消にもなってくるので、少なからず自律神経の働きを良くしていくことができるようになります。
施術頻度はどのくらいか
自律神経失調症も他の病気と同じように患者様一人一人が違う異ななった症状、原因のため一概にはっきりとこのくらいというのは難しいと思います。
ですが、治療期間を短期間にしたいということなら最低でも週に3回は来てほしいですが、行かなきゃ行かなきゃと思ってしまうとまたストレスを与えることになるので、最低でも週に1回は必ず行うことがいいと思います。
どれだけ、自分のペースで症状を刺激せずに治療を行っていくかで症状の改善を早められるかにはなってくるかと思います。
自律神経関連でよくある質問と回答①
Q.自律神経ってそもそもどういったものなの???
A.自律神経とは末梢神経のひとつで、全身のほとんどの器官を支配している神経です。運動・感覚神経とは違い、大脳からの意識的な命令から独立して働いているため内臓や器官を本人の意志で自由に動かすことはできません。無意識に呼吸をしたり、食べ物を消化したり、心臓が休みなく動いているのは、主としてこの自律神経の働きによるものです。
自律神経は、交感神経と副交感神経に分かれています。心臓の拍動を増加させるのが交感神経、拍動を抑えるのが副交感神経というように、二つは相反する働きをしています。そして、身体の内と外の環境によって自動的に切り替わりながら、調整し合っています。
交感神経の中枢は脊髄にあります。脊髄の両側には交感神経幹が走っており、脊髄から出た神経繊維はここに入って各臓器へ分布しています。一方、副交感神経は脳幹(中脳・橋・延髄)と仙髄から伸び、顔面や、迷走神経として腹部内臓などに分布しています。脳幹は大脳の支配を受けているので、副交感神経は大脳と密接にかかわっているのです。顔の筋肉が、無意識に動いたり意志によっても動かすことができるのは、脳の支配を受ける神経と、支配を受けない神経が一緒に走っているからなのです。
自律神経関連でよくある質問と回答②
Q.自律神経失調症とはどういったものなのか???
A.自律神経失調症とは、ストレスなどが原因で自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが悪くなり正常に調整されなくなっている状態です。交感神経は身体を活発に動かすときに働き、副交感神経は身体を休めるときに働きます。これらが互いにバランスを取りながら身体の状態を調節していますが、このバランスが崩れることがあります。その原因は、不規則な生活による自律神経の興奮、ストレスによる刺激、更年期障害、先天的要因などが考えられます。
自律神経失調症の症状には、全身的なものとしてはだるさや眠れなさ、疲れの取れなさがあり、器官的なものとしては頭痛や動悸、息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷えなどが挙げられます。また、精神的な症状としては情緒不安定やイライラ、不安感、うつなどが表れることもあります。
自律神経関連でよくある質問と回答③
Q.自律神経失調症の治療法及び対策は、どんなものがあるのですか???
A.自律神経失調症の治療法及び対策は、とにかくストレスが原因になることが多いため、まずはストレスを溜めないような生活を心がけることが大切です。相談できる相手を持つことやストレスを解消する方法を見つけることで、ストレスを溜め込まないようにしましょう!
また、食事バランスや摂取時間も大切で、寝る直前に食べたりと食事時間の固定が出来ていなかったりすると消化器系に負担をかけるため避けるようにしましょう!
三大欲求である睡眠も大切です。睡眠時間が削られてしまったり寝る時間が不規則なことも原因になるので、睡眠時間は固定出来るようにしましょう!
自律神経関連でよくある質問と回答④
Q.自律神経を整える施術は、どういったものがありますか???
A.当院では、骨盤矯正などを基本に施術を行っております。骨盤矯正によって胸郭全体が開かれやすくなり、身体に取り込む酸素量が増えます。これにより、酸素が身体全体に行き渡りやすくなり、老廃物の排出もスムーズになります。その結果、不快な症状が軽減されます。
また、胸郭の開放により姿勢が改善され自分に自信を持てるようになるため、ストレスを蓄積せずに生活できるようになります。身体活動を活発化させ、最終的には自然治癒力が向上することが目的になります。
自律神経関連でよくある質問と回答⑤
Q.自律神経系があまり調子が良くないため身体全体に不調が出てきた???
A.自律神経が乱れている場合、基本的に身体中に不調が表れることが多いです。そのためにも、まずは根本を施術して整えることが重要です。休息を取り、疲労回復を促進し、内臓などの臓器の動きを良くしてあげることが大切です。
風邪だけでなく慢性の腰痛や肩こりも同様で、疲労が抜けにくい状態になっていることがあります。自律神経系を整えることで精神の安定にもつながり、胸が張れて精神を安定させることができます。実は、関係なさそうに見える姿勢矯正も、自然治癒力を高める効果があります。
自然治癒力が高まることで安心感を得ることもできますので、困ったらまず整骨院や鍼灸院に足を運んでみてはいかがでしょうか?