背中の痛み
こんなお悩みはありませんか?
重い物を持ち上げるとき、痛みを強く感じる
朝ベッドから起き上がろうとした際に痛む
洗面台から顔を上げるときに痛む
仕事中、長時間座っている間徐々に痛みが増す
動き出しでいつも痛む
呼吸がしにくいときが多い
シャワーで髪の毛が背中の痛みにより洗えない
背中がズキズキと激しい痛みが伴う場合が多い
くしゃみをすると体が力んでしまい、いつも痛みを強く感じてしまう
家事や育児ができず、ストレスを抱えながらしている
背中の痛みで知っておくべきこと
背中が痛いといっても、痛みの種類はさまざまです。
例えば、「痛む位置」による違いがあります。背中は体の中でも面積の広い部位です。右上、右下、左上、左下、中央など、背中のどのあたりが痛むのかによって、考えられる原因は違ってきます。
また、「痛み方」による違いもあります。急に強い痛みが現れる場合もあれば、強くはないものの長い期間ずっと痛んでいる場合、いつもではなく時々痛む場合など、さまざまなパターンがあります。
そして、場合によっては命にかかわる重い病気の恐れもあるので、注意が必要です。その場合は、整骨院よりも整形外科や他病院での診断をおすすめします。
症状の現れ方は?
重いものを持ち上げたり、激しい運動をしたりといったことがきっかけで、背中と腰にある関節を支える筋肉や靭帯に急な負担がかかると、急性症状になることがあります。痛みの程度はさまざまで、一時的に動けなくなることもあります。
背骨が体自体の重さに耐えられなくなり、自然に折れてしまう圧迫骨折を起こすこともあります。骨がもろくなっている高齢の方に多く見られ、「いつのまにか骨折」とも呼ばれます。
背骨の中でクッションの役割を果たしている椎間板がつぶれたり、変形して飛び出したりすると、椎間板ヘルニアという状態になります。背中や腰の痛みに加えて、手足のしびれもみられるのが特徴です。
その他の原因は?
内臓の異常からくる背中の痛みでもっとも気をつけなければならないのが、心臓や大動脈の病気によるものです。背中だけでなく、胸も痛んだり、息苦しさもある場合は、心筋梗塞や肺塞栓症など、重い心臓の病気の場合もあります。この場合は、医師の診察を受ける必要があります。
すい臓や胆のうの異常でも、背中が痛むことがあります。背中に加えて、みぞおちも痛む場合はすい炎、お腹の右上が痛み、吐き気もある場合は胆のう炎の疑いがあります。このように、内臓の異常が原因で背中が痛む場合は、重い病気にかかっている、もしくは、その兆候のある恐れが高くなっています。すぐに病院へ行くようにしましょう。
背中の痛みを放置するとどうなる?
背中の痛みは、背骨に障害があって生じていることが多く、放置していると歩けなくなるなど重症化することがあります。また、高齢者の場合には、骨がもろくなって骨折しやすくなる骨粗鬆症によって背骨がつぶれてしまう圧迫骨折を起こすことがあり、寝たきりにつながりやすいので注意が必要です。
他にも、背中の痛みの主な原因である筋肉疲労は、運動やストレッチをしたり、日常の行動やクセを変えたりすることで予防や軽減につながります。日々の生活のなかで少しずつ意識して負担を減らし、痛みの発生を予防していきましょう。ただし、なかには病気が原因で、すぐに対応しないと命に関わるような痛みもあります。痛みが強かったり、手のしびれなど痛み以外の症状があったりする場合は医療機関を受診するなどして、大切な身体を守ってください。
当院の施術方法について
当院では検査を行い、整骨院として施術が可能と判断した場合に対応いたします。主に「EMS療法」と「骨盤矯正」を行います。
「EMS療法」は、痛めている筋肉に対して血流をポンプのように流し、発痛物質などを流して症状を軽減させることが期待できます。急性期症状で動きが作れない場合によく用います。
「骨盤矯正」は、骨格に問題があり、関節がうまく動かないことで筋肉の負担が増え、症状が強く出やすい場合に行います。身体が効率よく動くことができるので、筋肉の負担が軽減し、神経等が圧迫されることも少なくなるため、おすすめです。
改善していく上でのポイント
まずは施術を受けるにあたり、「頻度」を意識していただきます。まずは週3〜7日以上、最低でも週2日来院されることで、筋肉の緊張を軽減させます。その上で、ご自身でのセルフケア等により早期の症状軽減を目指します。
また、内臓の影響で症状が強く出ている場合、食事制限をお願いすることがあります。油の影響や、小麦の問題が考えられる場合には腸が関係しており、内臓が重くなることで血流が悪くなり、症状が強く出る場合があります。その際には食事の量や質を変えることで症状も軽減しやすくなり、日常生活が早く良くなることが多く見受けられます。